2021年4月1日より、応用物理学会東海支部の支部長を拝命しました。豊橋技術科学大学、若原です。
学生時代から応用物理学会に所属し、諸先輩方のご指導のもと、教育研究と社会貢献活動の一端をお手伝いさせて頂きました。
東海支部は、愛知県、岐阜県、三重県、静岡県および山梨県の企業や大学に所属する応用物理学会の会員で構成されており、会員数は2,000名を超えています。
東海地域には、日本のものづくり産業を支えている企業や大学が多数存在し、研究・開発や製造が活発に行われています。
東海支部は、講演会やセミナーを通して支部に在籍する会員の研究・開発活動を支援すること、および理科啓発などの社会貢献活動を行うことを任務としています。
回折結晶学や超微粒子研究などで応用物理学会に貢献された故上田良二先生の遺志を継いだ上田記念講演会や、学生主体の東海地区スチューデントチャプター(SC)の講演会活動の積極的支援、企業の若手研究者や学生を主な対象とした基礎セミナーを行っています。また、小中高校生やその教員を対象とし、実験工作の体験学習を通して理科や最新の科学技術に親しむリフレッシュ理科教室を開催しています。
新型コロナウイルス感染症の拡大を受けて、世界的に交流が滞っている状況です。今後、支部の活動を、従来の対面型に加えてSNSやメディアを活用した遠隔型による開催も併用し、より多くの方々にご利用頂けるよう、発展させ推進する所存です。支部活動は、支部会員の皆様および賛助会員の皆様のご支援とご協力に支えられています。今後も皆様から忌憚のないご意見をいただき、それを支部活動・支部運営に反映させたいと思っております。
支部長 若原 昭浩(豊橋技術科学大学)