海外における理科教室
応用物理学会初めての試みとして理科工作教室を海外へ展開し、上海国際博覧会会場日本館イベントステージにおいて東海支部による理科工作ブース出展した。6時間のうちに中国人市民280名の参加を得た。岡島先生によるモンゴルでの理科教室など国際的な広がりを示している。
世界物理年記念理科教室開催
平成17年、アインシュタイン生誕100周年を記念して名古屋大学シンポジオンホールにおいて理科工作教室開催した。LEDに関する赤﨑教授と豊田合成の太田氏による特別講演の他3つの工作、各種展示が行われた。
日本国際博覧会「愛・地球博」理科工作ブース、上海国際博覧会ワークショップ
平成17年、愛知万博において2日間理科工作ブース出展合計約1,116人参加した。
東海支部創立40周年記念理科工作教室
平成19年に名古屋大学において支部創立40周年記念理科教室を開催し、当時の尾浦会長、名古屋大学平野総長の挨拶の他、名古屋市科学館、山梨県立科学館のスタッフによるサイエンスショー、工作教室、展示を行い、1,066人が参加した。
機関紙創刊75周年記念理科教室
平成19年に「応用物理」刊行75周年記念理科教室を東京科学技術館で開催し、1,720名が参加した。
応用物理学会秋季講演会連携理科工作教室
平成20年に中部大学において秋季講演会終了翌日、一般市民対象の理科工作教室を実施し、628人が参加した。
被災地支援支部連携リフレッシュ理科教室
平成23年3月11に発生した大規模地震と津波により、大きな被害を受けた仙台市立東六郷小学校を同年9月に訪問し、東北支部、東海支部、九州支部の共催により被災地支援理科教室を行った。
また、同じく、東北支部、東海支部、九州支部が協力して、東日本大震災で被災した仙台市立中野小学校の生徒を対象として、平成25年に被災地支援理科工作教室を実施した。仙台市立中野小学校は津波により大きな被害を受け、生徒68名が仙台市立中野栄小学校に間借りをしていた。午前中は、液体窒素を用いた演示実験で、極低温の世界を体験した。その後、低学年の生徒はパスカルの原理を用いて重いものを簡単に持ち上げる「怪力ボックス」、高学年の生徒は乾電池、磁石、銅線を組み合わせた簡単な構造の「単極モーター」の工作をした。午後は、「磁石の不思議」に関する安藤先生の講演が行われた。生徒達は元気に演示、工作、講演を楽しんでいた。
地方自治体教育委員会教育啓発事業(岐阜県「夢講座」)
平成16年度、同17年度、岐阜県教育委員会(学校支援課)からの要請で、「先端科学ゆめ講座(小学生)」を実施した。当初は美濃地区(美濃市総合庁舎50名)、飛騨地区(高山市役所20名)で行われ、翌年は美濃地区(美濃市総合庁舎28名)、飛騨地区(飛騨・世界文化センター44名)の2箇所で行われた。平成18年には、加茂地区(みのかも文化の森135名)、東濃地区(サイエンスワールド78名)でそれぞれ1日ずつ開催された。
科学の祭典出展
平成17年10月には青少年のための科学の祭典2005in岐阜(岐阜メモリアルセンター で愛ドーム)に出展した。当日はレーザーで遊ぼう、プラズマで遊ぼう、太陽電池で遊ぼう、ひらひら蝶で遊ぼうのテーマでブースを展示した。平成18年には「青少年のための科学の祭典」三重大学大会に三重会場の幹事による虹色ボックスが出展された。