第33回 上田記念講演会
テーマと趣旨
「宇宙と深海というフロンティアと応用物理」
宇宙と深海は一見全く関係ないように感じるが、人類にとって最大のフロンティアと言っても過言ではない。宇宙も深海も人類にとっては過酷な極限環境であり、人類の介入を遠ざけてきた。世界で初めて地球重力圏外の小惑星イトカワでのサンプル採取を行い地球に帰還した「はやぶさ」、その後継機として開発された「はやぶさ2」が新たな小惑星リュウグウでのサンプル採取に成功したニュースは記憶に新しい。一方、深海も人類が容易に到達できない高圧環境下で95%以上が未知のままであると言われ、新たな生物や資源が発見され注目されている。本講演会では、「はやぶさとはやぶさ2」、「深海資源開発」に関する最新情報をとおして、十年後、数十年後の宇宙・深海の探査・開発に対して応用物理学の果たしうる役割について考える。
場所 名古屋大学 IB電子情報館・大講義室
日時 2019年1月11日(土) 13:30~16:50 (懇親会 17:00~)
プログラム
13:30-15:00
『イオンエンジンによる「はやぶさ」「はやぶさ2」小惑星探査の実践
~最短で実現を目指す研究開発の事例~』
JAXA宇宙科学研究所 所長 國中 均 氏
15:20-16:50
『海底資源の科学的研究による調査技術の開発:科学の目で海底下の鉱物濃集を見る』
JAMSTEC海洋資源センター センター長 鈴木勝彦氏
参加費 無料。ただし、懇親会(17:00から)に参加される場合は3,000円
参加申込 下記連絡先に、氏名・所属・連絡先・懇親会の参加の有無をお知らせください。 あるいは、当日、直接会場にお越し頂いても結構です。
会場へのアクセス:詳細はこちらからご覧になれます。(名古屋大学大学院工学研究科/アクセス・CAMPUSマップ)
連絡先
〒464-8603 名古屋市千種区不老町
名古屋大学大学院工学研究科 生田博志研究室内
応用物理学会東海支部事務局 加藤 園美
TEL:052-789-4462(直通)
E:mail:secretariat@tokai.jsap.or.jp